脱ぎ捨てた衣服は花びらのように床に散らばる

f:id:dniim:20151115131216j:image

「終わり」というものについて時々考える。
気持ちの終わりだったり、映画や小説の終わりだったり、人生の終わりだったり、1日の終わりだったり、毎日終わりがあるのにどこが終わりかも考えないまま、たいした感動もない様な生活を続けて歳をとる。
そして終わりがゲシュタルト崩壊する、わからなくなる。


隣を歩いて横目で顔を見て、相手が「何?」ってこっちを見る瞬間が好き。
振動に沿って規則正しく揺れる毛先を見るとたまらない気持ちになる。
私だけの感覚で、これがとても大事で、生きてく上で欠かせない気持ちの高揚。
寝る前に言うべきだった言葉は好きとかそんなんじゃなくて今日はありがとう、って多分それが正解だった。